株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  平成19年7月17日(火)午後2時00分〜3時00分

2.場所
  平塚商工会議所 第3会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

11名
 5名
  出席委員 武井良子・柏手茂・大澤正寛・長島敏江・矢野嘉哉
  欠席委員 磯崎卓・楢山槇也・こゆるぎ次郎・久保田寛
新谷雅之・藤平ひろみ
  放送事業者側
出席者名
代表取締役社長 水嶋一耀
取締役副社長 中尾幸夫
取締役制作部長 安藤哲史
制作担当 松下雄太郎・向井貴彦

4.議題
  (1)七夕特別番組について
(2)再放送番組について(追加議題)

5.議事の概要
   議事に先立ち、中尾幸夫副社長より挨拶が述べられた。次に水嶋一耀社長よる挨拶が述べられた。その中で、追加議題が提案された。続いて、大澤正寛委員に議長を依頼した。次に今回の議題である七夕特別番組について、局側から説明が行われ、委員から御意見を伺った。続いて再放送について、局側から説明が行われ、委員から御意見を伺った。最後に局側から、次回番組審議会日程について委員にお知らせし閉会となった。

6.審議内容
(1) 七夕特別番組について、局側から説明が行われ、その後、委員に御意見を伺った。
FM湘南ナパサでは七夕まつり期間中の7月5日から7月8日の間、七夕特設ステージを担当し、番組も特別番組として放送しました。以前はステージよの横に放送ブースを設けて、ステージを完全生中継するという放送の形をとっていましたが、5年前よりスタジオをMNビルに戻し、ステージの様子を取り入れつつ、七夕の様子をレポートで伝える放送の形に変更しました。始めの頃は、ただスタジオをMNビルに戻しステージの様子をほぼ中継していたという放送内容でしたが、今年は大分構築されまして、レポートを多く取り入れ楽しい放送ができたと思います。レポートも今まではイベントをレポートすることに力を入れていましたが、今年はチラシや商店街からの情報を基に、面白そうなものを取り上げ、レポートしました。夕方はステージがメインの放送になりました。
それでは七夕特別番組について御意見を伺いたいと思います。
毎年放送を聴かせて頂いたり、七夕に参加していましたが、今年は都合で七夕に参加できませんでしたし、放送をあまり聴くことができませんでした。
朝からレポートやステージを繋いでいることが多いのですか。
編成上は通常放送です。ニュースや広報など放送しなければいけないものもあります。
編成はそのやり方でよいと思います。平日のレギュラーになっているものを特別番組だからといって外すのはよくないことだと思います。七夕まつりで特別番組を行うことはとても苦労があると思います。七夕まつりの何を伝えるかがラジオではとても難しいものだと思います。毎年放送していると、ネタも尽きるので視点を変えて番組を作らないといけないと思います。ケーブルテレビではマンホールに七夕が描かれていることに注目し、そのことについても放送しました。そのようなものを作りこみしないと面白い番組にならないと思います。ただラジオの場合、リアルタイムで様子を伝えることができれば、役割は果たしていることになると思います。
放送を聴いていただくことにおいて、「七夕まつりを体感していただく放送」にしていきたいと考えていたのか、「七夕まつりに来て欲しいという放送」にしていきたいと考えていたのか、どちらでしょうか?
ラジオを聴きながら七夕を楽しんでいただきたいというのが本音です。ただ七夕に来ることができない方が、ラジオを聴いて七夕まつりを体感することが考えていました。
じっくり放送を聴くことはできませんでしたが、聴いている中で、放送を聴くことによって七夕を体感できるものにしていきたいという意図を感じました。聴いていただくために、七夕まつりで配布されるくじの抽選が放送されるなど、ナパサを聴いて得をするようなものがあったらよいと思います。
七夕まつりに足を運ばなくても、レポーターの話で期間中の動向がわかりました。また、ステージの司会がコーラスグループ『サーカス』の叶高さんが担当されていたことに感動しました。
ナパサが七夕まつりに関われたかという点ではどうでしょうか。
七夕まつりというコンテンツは難しいものだと思います。七夕まつりの状況だけを伝えるというだけだと番組としてもたないと思います。七夕まつりの昔の様子などを取材し、再発見的要素を取り入れないと、面白い番組になることは難しいと思います。
今年は楽しさを正確に伝えることに重点を置きました。事前に七夕飾りで例年賞を受賞しているお店を取材し、取材したものを、表彰式の模様をお送りしたところの前後に取り入れてみたり、七夕まつりに来たお客さんに願い事を聞き、その様子を放送したりなど、生での様子に事前に取材したものや七夕期間中に取材したものを組み合わせて放送しました。特設ステージの生中継を少なくしながら放送を楽しく聴けるようにしていきました。ですからナパサを聴いて七夕まつりに来て欲しいというより、来なくても楽しく聴ける放送ができるようにしました。
雑踏の中で取材をするのは大変なことですよね。
なかなか人も多いので歩くのも大変ですね。
七夕まつりの人出はどうでしたか。
全部で述べ208万人だったそうです。
事前取材の中で七夕まつりの歴史的な背景や、受賞者の喜びの声などは聞いたのでしょうか。
もちろん伺いました。
平塚の公民館では1年間かけて七夕飾りの準備をするところもあります。そのようなところも取材してみてはどうでしょうか。
そのようなところもあるようですね。参考にさせていただきます。
(2) 番組審議会の水嶋社長あいさつの中で、再放送番組について追加議題が提案され、
その後、局側から説明がされ委員に御意見を伺った。
FM湘南ナパサでは再放送番組が「この人と60分」と「元気になあれ!FMサポートタイムス」の2つがあります。「元気になあれ!FMサポートタイムス」の再放送の時間は別の番組が元々入る予定でしたが、都合により急遽この番組が入ることとなりましたが、私の個人的な感想ですが再放送するに値するかいささか疑問がある内容だと思います。では再放送するべき番組はどのような番組でしょうか。FM湘南ナパサは他のコミュニティFM局と比べ再放送番組が少ないです。当然のことながらFM湘南ナパサの番組の中でも再放送してもよい、またはすべき番組があると思います。是非、委員の方には再放送についてのあり方など、お考え頂き、御意見をいただければと思います。
先ほど水嶋社長の挨拶にありました再放送番組ですが、番組としては「この人と60分」と「元気になあれ!FMサポートタイムス」の2つがあります。またコーナーとしては「消費生活相談」を木曜日と月曜日に同じものを放送しております。また再放送というものを録音したものも含むと考えたとき、平塚市や茅ケ崎市の広報や取材先でのレポート、休日夜間救急診療所の御案内、翌日のイベント情報、重要なニュースなどは繰り返し放送しています。ラジオという媒体は生放送が基本だと思っております。もちろん有名なアーティストのライブなどは、時間の都合などの関係で録音して放送することは多いのですが。情報やニュースなどは再放送また再放送番組にするのではなく、生放送でできるものであれば生放送にすべきだと考えております。この意見を含めまして、委員の方に御意見を伺えたらと思います。
それでは委員の方に御意見を伺いたいと思います。
よい番組やコーナーは再放送してもよいと思います。
先程申し上げました。「消費生活相談」は消費生活アドバイザーの山田博康さんが、クーリングオフなど身近の消費に関する話題を提供しているもので、お昼の番組のターゲットとなっている主婦の方に大変有益な情報であると考え再放送しております。
「グルメグルメグルメ」などは再放送してもよいと思います。
なかなか1時間番組を再放送するというのは難しいですね。
番組のいいところだけをピックアップして放送することもよいと思います。
毎日レポーターが様々なところに取材に伺っています。その時の取材などは繰り返し放送しています。現在ナパサのワイド番組は時間が長いので、ナパサのエリア内で有益な取材などのコンテンツを繰り返す使うことがあります。
局として再放送または再放送番組を増やそうと考えているのですか。
増やそうという考えはありません。ただナパサは再放送が少ないというのは事実です。
ラジオの番組が再放送で埋まっているのは正直格好悪いと思います。ただ同じ情報を加工し放送することは良いことだと思います。いい情報は何度でも放送するべきだと思います。
私も良いものは再放送していただきたいと思います。「この人と60分」や「きいてきいて昔のお話」などは何度も聞きたいと思います。
話は少し違うかもしれませんが、ナパサのレポーターの方は上手くなってきたと思います。質が構築されてきたと思います。
必要のあるものは再放送しても良いと思います。再放送というもので生かせる番組もあると思います。
議論が出揃ったようですね。具体的な内容に関しては次回の番組審議会で局側からまたお話いただければと思います。
次回の番組審議会は来クールの編成について審議していただく予定です。

7.連絡事項・その他
  局側から平成19年9月3日月曜日に第3回番組審議会を行うことを発表した。


以上

 
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