株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  平成20年8月4日(月)午後2時00分〜3時30分

2.場所
  平塚商工会議所 第3会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

11名
 5名
  出席委員 相原秀樹・荒井栄一・曽田成則・
藤平ひろみ・米山俊二
  欠席委員 奥山重子・柏手茂・片野正裕・
新谷雅之・鈴木裕・田中宏一
  放送事業者側
出席者名
代表取締役社長 水嶋一耀
取締役副社長 中尾幸夫
取締役制作部長 安藤哲史
制作担当 松下雄太郎・向井貴彦

4.議題
  (1)7月・8月の特別番組について(七夕・花火大会・JOMOカップ)
(2)交通情報について
(3)神奈川県のコミュニティFMとFMヨコハマとの共同企画について

5.議事の概要
   議事に先立ち、中尾幸夫副社長より挨拶が述べられた。次に水嶋一耀社長よる挨拶が述べられた。その後、議長米山委員が指名された。次に今回の議題である7月・8月の特別番組について局側から説明があり、局に対するご意見やご質問を委員に伺った。続いて局側か交通情報について説明があり、その後、委員に御意見を伺った。続いて神奈川県のコミュニティFMとFMヨコハマとの共同企画について局側から説明があり、局に対するご意見やご質問を委員に伺った。その後、番組審議会の開催月が発表され、閉会となった。

6.審議内容
(1) 7月・8月の特別番組について局側から説明が行われ、御意見を伺った。
7月4日から7月7日まで七夕特別番組を放送しました。放送の他に土曜日と日曜日には市民プラザの前に設置された特設ステージとお祭り広場の運営も行ないました。また今年は局があるMNビルの前にある広場“四季の広場”にステージを設置しナパサにご出演されているアーティストのライブや演奏を行いました。特別番組では特設ステージとお祭り広場の様子、四季の広場のライブの様子を伝えることは勿論の事、七夕会場にレポーターを出してお祭りの模様を伝えました。四季の広場のステージは初めての試みということもあり、スムーズにいかないこともありましたが、お客さんが集まり注目も集めたので成功したといえると思います。これからも常に新しいものにチャレンジしていけれたらと思っております。8月1日には花火大会の中継を行ないました。花火大会の中継を行うのは今年で2回目となりました。昨年は様子が分らないなどの厳しい意見を頂いたので、今年は花火大会の本部アナウンスをナパサで請け負うことにより、アナウンスを放送に直接取り入れることができました。そうすることにより、ナパサを聴いていれば花火のタイムスケジュールが分るまた様子が分るという内容になりました。また7月上旬から交通情報を細かく入手できるようになったので、花火大会開始前後の渋滞情報を放送することもできました。また、レポーターを花火大会の臨時駐車場に派遣し、リアルタイムでの駐車場空き情報を放送することができました。昨年はリクエストメッセージなどを募集してそのようなことも放送していたので、よい意見や厳しい意見を頂きましたが、今年はそのような反響はありませんでした。今回の花火大会の反省点としては、花火自体のコンセプトや説明を加えればよかったと思っております。8月2日の午後5時40分からは「JOMOカップ オールスターサッカー」の中継を行ないました。この番組は有線を使って全国のコミュニティFMに配信された番組で、エフエム浦和が中心で作られた番組です。このような試みは初めてで、このようなことをすることによって大きなことができることがわかりました。残念ながら地元の湘南ベルマーレの選手は出場しませんでしたが、Jリーグの100年構想の理念に基づいていることだと考え、それに賛同するという意味で、ナパサの参加いたしました。
今年ステージが縮小となった事は寂しく思っております。今後、地域密着の理念の下、参加できればと思っております。ナパサは少し聴いていましたが、特に意見はありません。
反響はありましたか。
昨年まで七夕期間の4日間すべてステージを行なっていたのですが、今年は土日の2日間のみステージを行ないました。金曜日と月曜日はお立ち台だけの簡素なものでした。七夕の近くにサミットがあり、昨年に比べ警備が手薄になってしまうこともあり、市の中では人を集客するなという意見もあったようです。今年実際行った後で、来年もこんなものでいいじゃないのかという意見もあったようです。
ステージの出演者はどのような方だったのですか。
今年は2日間ということもあり、市からの依頼がほとんどで、他のアーティストが出演できる機会はありませんでした。
5日の夜と7日に七夕祭りに伺いました。その時、四季の広場に立ち寄ったのですが多くのお客様がいらっしゃっていて楽しそうな雰囲気でした。七夕は終戦直後から開催されていて、地方に行くと平塚=七夕というイメージがあるようです。来年の七夕はにぎやかになってほしいと思います。
小さな頃に七夕祭りに行っていましたが、やはり小学生までで行かなくなりました。伊勢原の「道灌まつり」でも集客は苦労はしていますが、いかにして大人を集めることができるのか、面白い企画をすれば集まると思います。
250万人もの人が集まるイベントである七夕祭りにイベントを行い、また中継を行なうのは大変なことだと思っています。ただ、なかなか会場の様子を伝えて効果的な情報でも、ラジオを持って会場に遊びに行く人は少ないと思うので、事前に告知をするなどのPRは必要だと思います。続いて花火大会についてご意見を頂きたいと思います。
午後6時から9時まで聴くことができる時間もありました。なかなかラジオで花火大会を中継することは難しいものだと思いました。他のコミュニティ放送で花火大会を中継している放送局はないのでしょうか。
江戸川エフエムなどは行なっているという話を聞いたことがあります。ゲストを呼んで感想を聞くなど知恵を絞っているようです。
花火師さんのインタビューなどはよかったですが、やはりラジオならではの企画やひとひねりしないといけないと思います。
少し聴いていましたが、気持ちを盛り上げる放送ができていたと思います。花火大会の前に行なわれた太鼓の演奏の中継や、スターマインなどの用語説明があったのでよかったです。もう少し豆知識などがあればよかったと思います。
残念ながら聴けませんでした。音を拾うのを立体にすることはとても難しいことですね。
聴くことができましたが、説明がもう少しあればよかったのかと思います。渋滞情報や駐車場の情報をタイムリーに伝えることができるのはよいことだと思います。続いて「JOMOカップ」の中継についてご意見をいただけますでしょうか。
全国ネットで一つの番組を放送することは面白い試みだと思います。
全国ネットの放送を行なうことはいいことだと思いますが、どこかで局独自のものを加えることができればもっと良いと思います。
良いことだと思います。次回以降どのような形でどのような放送をするのか楽しみです。
(2) 新しくなった交通情報について、その後委員に御意見を伺った。
7月上旬から交通情報がより細かくなり、国道などの主要道路はもちろんの事、市道や県道などの渋滞情報を伝えることができるようになりました。また情報を何回取り出しても料金が変わらないため、先ほどの議題にありました花火大会などのイベントがあるときなどは、タイムリーな情報を伝えることが可能になりました。
情報が細かくなることが聴いていてとても有効的だと思います。
他の局では聴けない道路まで情報を伝えることはよいことですね。
コミュニティFMとしての役割を果たしていると思います。とても良いことです。
(3) 神奈川県のコミュニティFMとFMヨコハマとの共同企画について局側から説明があり、局に対するご意見やご質問を委員に伺った。
FMヨコハマと神奈川県のコミュニティFM9局が防災協定を結び、9月1日の防災の日にFMヨコハマが各局と結び1日通して番組を行ないます。残念ながら平塚においても、ナパサの難聴地区があります。いざ災害が起きたときその地区では細かな災害情報を得ることができないので、ナパサとFMヨコハマで情報を共有することにより、ナパサが聴けなくても細かな情報が得ることができます。
それではこの件についてご意見を頂きたいと思います。
そのように色々な地域と連携することはよいことだと思いますね。自分の地域だけでなく、他の地域の細かい情報を得ることにより、安心できることもありますよね。
試みとしては興味深いですが、FMヨコハマがナパサの難聴地域をカバーできるということは、ナパサのエリアをすべてカバーできるということですよね。それでは災害が起きたときはナパサを聴かなくてもいいということになりかねませんね。またFMヨコハマやコミュニティFMがあるところは災害について対応ができますが、同じ神奈川でもコミュニティFMがなく、市もFMヨコハマと提携を結んでいない伊勢原市はどうなるのでしょう。伊勢原市に住んでいる私にとっては不安になりますね。
我々としても初めての試みですので、また是非ご意見をいただければと思います。次回の番組審議会を9月1日とさせていただくので、審議会の中で番組を聴いていただき、ご意見をいただければと思います。

7.連絡事項                          
  局側より番組審議会が、次回9月1日午後3時より開催されることが発表となった。

以上

 
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