株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  平成22年3月3日(水)午前11時〜午後13時

2.場所
  平塚商工会議所 第3会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

10名
 7名
  出席委員 加川淳・伊藤幸子・加藤宗兵衛・飯塚浩一・
田中宏一・新谷雅之
  欠席委員 山下美砂子・丸島隆雄・山本善治・奥山重子
  放送事業者側
出席者名
代表取締役社長 水嶋一耀
取締役局長 鈴木弘之
取締役制作部長 安藤哲史
制作担当 向井貴彦
ナパサクラブ会長 能勢康孝

4.議題
  ○4月期クール番組について

5.議事の概要
  議事に先立ち、水嶋一耀社長より挨拶が述べられた。その後、議長を田中委員に委託。続いて今回の議題である4月期クール番組について局側から説明がありその後、委員に御意見を伺い閉会となった。

6.審議内容
  4月期クール番組編成について
4月期からの番組編成についてですが、前回の番組審議会でもお話させて頂いた通り、若干の番組変更などはありますが大きく変わらず進めてまいりたいと思います。
局側が担当している「こちらラジオ番組制作部」・ナパサクラブが担当している「きらめけキャンパスメイツ」など学生が作る番組があります。学生は数をこなせばある程度しゃべりは上手くなりますが、大人と教養が低いです。新聞の情報やニュースの情報をあまり取らない、また情報の取り方が下手だと感じています。「こちらラジオ番組制作部」の方では意見交換を行なっているようですが、「きらめけキャンパスメイツ」はどうでしょうか。いずれにしても簡単な意見交換ではなく、フォーマルな場所での意見交換を行い、学生に公共の放送に出演していると言う自覚をもっともらうことが必要に感じます。
地域の防災など彼女たちなりの意見も、番組を行なうにつれて意見も増えています。番組で何が伝えられるかを真剣に考えるようになったことは、大きな進歩だと考えています。感じていることをどう表現することがよいのかを、我々が掬い上げていく必要がありますし、またそういう意見交換の場所を設けたいと思います。
「ナパサで防災」という防災番組が5・6年続いていますが、市民に広く防災を知って頂くか、そのためにいかにナパサを聴いて頂くかが重要だと思います。いざ災害が起きた時にナパサをきいて頂く、このことがナパサの根幹だと感じています。どれだけナパサを活用して頂くかが課題だと思います。
どうしても伊勢原市はナパサが聴こえにくいです。ですのでなかなかナパサについて話題に上らない、中継局や出力の改善などできないのでしょうか。
残念ながら出力については規制があり、改善することが難しいですね。ナパサの出力アンテナは平塚の海側にあり、聴くことができない海側に電波が飛んでしまうことは非常にもったいないと感じています。
私のいる茅ヶ崎市でも正直ナパサが聴こえにくいです。限界に近い受信側の条件をいかに活用するかが重要だと思います。伊勢原市の情報をナパサで流すことにより、ナパサエリア内の方がそのイベントに来て貰う。このことでも充分活用できるのではないでしょうか。茅ヶ崎市の情報を発信するのはその効果を狙ってのこともあります。もう少し茅ヶ崎の情報を取り上げていただきたいと感じることはあります。
平塚市にある情報発信ツールとして、湘南ジャーナル・タウンニュース・神奈川新聞・湘南ケーブルネットワーク・そしてナパサがあります。広告を出して反応があるのは、湘南ジャーナルとタウンニュースだけ。他は反応がありません。ナパサを聴けば得をするという意識付けをすることよりリスナーの拡大に繋がると思います。
ラジオの特性は紙媒体とは一線を画すものだと思います。ラジオだからできる独自性やタイムリー性などがあり、ニュース・交通情報、駐車場空き情報・時報等、タイムリー性があるものについてもっとスポンサーを増やすこともできると思います。
貴重なご意見ありがとうございました。皆さんのご意見を参考にしながら、4月からも番組作りに努めます。

7.その他
  この審議会をもって平成21年度の番組審議会が終了となりました。

以上

 
戻る