株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  平成22年7月26日(月)午後2時00分〜3時30分

2.場所
  平塚商工会議所 第1会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

10名
 7名
  出席委員 秋山智・岩井美由紀・加藤宗兵衛
飯塚浩一・露木敏博・新谷雅之・奥山重子
  欠席委員 嵯峨野貴央・山田透・田中耕一
  放送事業者側
出席者名
取締役局長 鈴木弘之
取締役制作部長 安藤哲史
制作部長 松下雄太郎
制作担当 向井貴彦
ナパサクラブ会長 能勢康孝

4.議題
  (1)七夕特別番組について
(2)平塚花火大会・その他中継番組について

5.議事の概要
  議事に先立ち、鈴木弘之局長より挨拶が述べられた。次に議長を秋山委員に委託。続いて今回の議題である七夕特別番組について局側から説明があり、その後委員に御意見を伺った。続いて、今後中継があるイベントについて、局側から説明があり、その後委員に御意見を伺った。閉会となった。

6.審議内容
(1) 七夕特別番組について
FM湘南ナパサでは、7月1日から4日にかけて行なわれた、「第60回湘南ひらつか七夕まつり」で、特別番組とステージイベントを行ないました。例年、メインステージと局のあるMNビル前の四季の広場のイベントを中心に放送していましたが、今回は七夕まつりが60回記念ということもあり、事前取材を多く行い、また七夕まつり60年間の歴史をまとめ、放送で伝えました。ナパサ独自のラジオを製作し販売も行ないましたので、七夕まつりに来た方がそのラジオを聴きながらためになる解説・ガイド的な放送を目指しました。
観光協会でもラジオを販売させていただきました。お試しで聴くことができるような見本があればとは思いましたが、何とか30個を売り上げることができました。残念ながら放送は聴くことができませんでしたが、観光協会のもとにはお土産などの観光グッズの取材をして頂き、また番組内で紹介して頂き、有難いと思いました。
ラジオはいくらで販売していますか。又そのラジオは家の中でも聴けますか。
1個千円で販売をしております。基本的にこのラジオは外使用で考えております。昨日はベルマーレの試合で販売し、ベルマーレのユニホームのようなデザインなっていますので、グッズ的要素もあります。もちろん競技場の中では聴くことができます。
七夕祭りの放送をするにあたり、コンセプトをどうするのか、来ている人が聴いていて、お祭りの雰囲気とのギャップをどうするのかというのが難しいと思いますが。
ラジオを持ってイベントに遊びに行ってもらいたいというコンセプトがあります。これは七夕祭りだけではなく、サッカー中継も同じようなことが言えると思います。ラジオをきっかけに地元のイベントに足を運んでもらうということもコミュニティFM局の役割だと思います。
イベントを放送するということは、主催者側の立場から言うとそのイベントを放送することで、どれだけ人を集めることができるかということが重要になります。またイベントの臨場感をラジオで伝えることが難しいのではないかと思います。
その通りだと思います。ステージの様子をそのまま伝える放送が、ラジオをつけた人が楽しめるかということに疑問は感じています。
(2) 平塚花火大会・その他中継番組について
7月31日に平塚の花火大会を中継します。花火大会の会場から演目のアナウンスを中継したり、花火大会の駐車場の空き情報、花火大会会場周辺の交通情報を放送したり、花火を見ながら楽しめる放送にする為、花火を見たイメージをピアノの即興演奏でお送りし、花火のBGMにして放送する予定になっています。他には湘南ベルマーレのホームゲームを全試合放送します。秦野市のたばこ祭りや伊勢原市の道灌まつりといった、ナパサエリアより少し離れたイベントにも足を運んで行きます。こうしたお祭りを中継することで、ナパサエリアの方にも足を運んで貰うきっかけになればと思っています。
サッカー中継は試合のどれくらい前から放送しますか。
キックオフの1時間前から、監督会見まで放送します。中継だけでなく土曜日・日曜日では試合があるとき終始ベルマーレの情報を放送しています。
サッカー中継の体制はどうですか。
実況が1人とベルマーレの育成コーチの方が解説をして頂いています。
スタイルやリスナーの想定はどうでしょうか。
「ラジオを持って競技場に行こう」ということを、告知でも言っています。現在は中継が得意な外部のパーソナリティが担当しているので、現地に行っていなくても、充分楽しめる放送になっています。しかしながら、ただ我々としては来ている人が楽しめる放送にしていきたいと思っています。今シーズンの末には、局のパーソナリティを実況に起用する予定になっています。
スポーツの観客は減ってはいませんが、視聴率が落ちていたり、中継の数も減っています。競技場に行く人を増やす放送をするか、聞く人を増やしたい放送によって放送の内容が変わってくると思っていますが。
競技場に足を運ぶ人を増やす為の放送をメインにしていきます。スポーツ中継がしたいから放送しているのではなく、湘南地域にあるチームだから応援したい、だから中継するというコンセプトですので。
中継がメインではなく試合前の前後をどうするかが重要だと思いますが。
残念ながら現在は中継がメインになっています。しかしながら試合前の1時間が重要で、ナパサを通じてそのイベントに参加して貰いたいと思っています。
伊勢原市にいますので聞こえにくいというものが問題になっています。聴きたいものが無い、聴きたいものがどの番組でやっているか分からないというのがあると思います。ツィッターなどで情報を簡単に伝える等、他のツールを使った仕掛けはどうでしょうか。
ナパサのラジオを競技場でデポジットをしないのですか。
最初はそのようにしたかったのですが、販売が先になってしまいました。

7.その他
  次回番組審議会が9月に開催されることが発表された。

以上

 
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