株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  平成23年1月17日(月)午後2時00分〜3時30分

2.場所
  平塚商工会議所 第1会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

10名
 6名
  出席委員 秋山智・岩井美由紀・飯塚浩一・
新谷雅之・奥山重子・露木敏博
  欠席委員 嵯峨野貴央・山田透・田中耕一・
加藤宗兵衛
  放送事業者側
出席者名
取締役局長 鈴木弘之
取締役制作部長 安藤哲史
制作部長 松下雄太郎
制作担当 向井貴彦

4.議題
  秋の特別番組

5.議事の概要
  議事に先立ち、鈴木弘之局長より挨拶が述べられた。次に議長を秋山委員に委託。続いて今回の議題である4月から9月のクールに向けての課題と改善指針について局側から説明があり、その後委員に御意見を伺った。その後局より防災特別番組の報告を行い閉会となった。

6.審議内容
(1) 4月から9月のクールに向けての課題と改善指針について
4月から新しいクールになり、来クール早々には新しいスタジオで、放送を行うことになります。そういった状況に向け、改めて課題を浮き彫りにし、少しずつ改善が出来ればと考えています。FM湘南ナパサが抱える最大の課題としてあげられるのが、『リスナーの拡大』という点があげられます。リスナーが拡大しない理由もいくつかあり、改善できる点もあると考えております。その1つの課題として、電波が入りにくくFM湘南ナパサを聴くことができない・音が小さいので聴きにくいという点です。こちらについては新しいスタジオへの移転に伴い、機材の更新を図ることにより、改善が見られると思います。またFM湘南ナパサの機材は開局当初から使っているものも多く、最近では機材のトラブルも少なくはありません。そのようなことも改善できると考えております。2つ目にあげられるのは、湘南ナパサの知名度及び認知度が低いということです。今年で開局17年目を迎えますが、まだ知名度や認知度は低いと感じています。これらを改善するべく、ラジオの発信だけでなく“目で見える”広報活動を行っていきたいと考えております。また、ここ数年新たなスタッフを加えていなかったため、当初掲げていた番組趣旨や目標値が小さくまとまってしまう、マンネリ化してしまうという問題点があります。いい番組、斬新な企画がなければ新たなリスナーの拡大には繋がらないと考えます。スタッフまたパーソナリティを増員することにより、新たな企画また以前評判が良かった企画を復活させることにより、新たなリスナーの拡大を狙って行きたいとか考えております。以前新たなリスナーの獲得を目指し祝日に行っていた「イチニチマルゴト企画」も今後、行いたいと考えています。以上のことを4月から9月までのクールの間に進めていき、課題の改善に努めて行きたいと考えております。
聴取率を取ったことはないのですか。
10年程前にアンケートという形で調査しましたが、それ以来行っておりません。
アンケートを行なうことは良いことだと思います。
我々の放送局は範囲として65万人の方が聴くことができると考えています。その中で1%の聴取率を目指しています。その聴いている人の中から0.5%の方からのアクセス数を目指しています。つまり、300名の方からのアクセス数を目指しています。過去はFAXなどのアクセスはほぼ0といった状態でしたが、数年前より徐々に増え現在平均10〜15位のアクセスを頂いています。しかしながらそれ以上は増えていないというのが現状です。
戦略的にもっと考えてみるべきではないのでしょうか。どんな状況にしていのか、目玉番組はどの番組にするのか、どういった層をターゲットにするのかなどを考えて、提示してみてはいかがでしょうか。
その状況までまだ我々の局が到達していないと思っております。知名度もまだまだ低く「いざという時に聴いてもらえる」ラジオ局を目指していますが、まだ「いざという時に聴いてもらえない」というのが現状です。まずは、いかに多くの人に聴いてもらえるか、ナパサを知っていただくかを改めて見つめ直して行動していくべきだと思います。
PRしても聴いて貰えないと意味がありません。番組毎に年齢層や聴いている層を徹底的に研究してその層にあったPR活動をしていくべきではないでしょうか。
防災を取り扱ったニュースやキーワードなどを盛り込んだ番組を行ってみてはいかがでしょうか。
ラジオを聴く層、特にナパサを聴く層というのは、年配の方が多いと思います。そういった方になんとかアピールできるようにすればよいと思います。

7.その他
  次回番組審議会が2月28日に開催されることが発表された。

以上

 
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