株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  平成29年8月22日(火)午後2時00分〜3時00分

2.場所
  平塚法人会館 会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

9名
5名
  出席委員 斎藤和子・伊勢田珠代・田中弘文・
守屋宣成・伏黒哲司
  欠席委員 今井裕久・倉内智史・藤本道成・中村幸子
  放送事業者側
出席者名
取締役局長 鈴木弘之
取締役営業本部長 松下雄太郎
プロデューサー 塩田知子

4.議題
  番組審議会のご紹介とコミュニティ放送について

5.議事の概要
  自己紹介後、議長に守屋宣成を満場一致で選出。
守屋進行の下、審議会を行った。

6.審議内容
(1) 自己紹介ならびに番組審議会・コミュニティ放送について
この番組審議会は、年間6回程開催しております。局側に入ってしまうとなかなか見えないので、外側の人たちに見て頂いて批評して頂くのが本来の番組審議会の形であります。コミュニティ放送局は、全国で300弱あり、地域によっては2か所あったりするところもあります。全国で8番目の開局で20年以上やっている局というのは年々増えてきておりますが、挫折して閉局する曲もある中、しっかりした経営状況となっていると思います。その中で、私の立場というのは、こういう会議に出席したり、局の運営においても意見をし、采配を振るったりします。皆さん初めてこういう番組審議会に出席なさっている方は、何か分からないことがあったらご質問頂けたらと思っております。私はこの局には約7年前にやってきまして、地元で生まれ地元で育ち地元で商売をしています。ご縁があり、放送局をお手伝いすることになりました。放送局のお手伝いをするにあたって、私の中の一番のキーワードは、街作りというのがありまして、この放送局があることによって地域が活性化する為のツールとしてこのコミュニティ放送局というのが大変重要なのではないか、そして皆さんもご存知の通り、災害時にも大変重要な役割を果たすということで、本日お越しの行政の方とは直接協定も結ばせて頂いているという事はご存知の通りかと思います。全然放送局とは全然関係ない人間がこうしているということがとても不思議な事なのですが、これがコミュニティ放送局の良い所なのではないかなと思っております。
松下と申します。鈴木さんのサポートし、何でもやっています。大抵の難しい質問は僕が答えていく形でいきたいと思っています。
塩田と申します。番組の制作等をやらせていただいております。
塩田は基本的に土日を中心に担当しております。東海大学の学生の番組もプロデュースや指導的な立場です。松下は全体的に総務的な部分でしたり、ナパサは放送だけでなくイベントなども手掛けております。色々な地域に出向き新しい一歩を踏み出すというようなことやっています。この後ろにディレクターやパーソナリティ、総務など実務をやる人がおり、人数は多くありませんが、一丸となって放送作りを行っています。
平塚市秘書広報課広報担当長の斎藤と申します。4月に異動して参りまして、新米とういうところで、まだまだ勉強していかなくてはいけないと思っております。異動してきた時に前任者から番組審議会とういうものがあるという事を聞きまして、それから通勤の時間などになるべくナパサを聞くようにしております。
茅ヶ崎市秘書広報課の伊勢田と申します。私も4月に秘書広報課に異動して参りまして、広報業務を日々勉強しております。住まいがナパサのエリア内とういう事、防災のことなど分からない事ばかりですが、まだ色々教えて頂きながらと思っております。
寒川町の田中と申します。寒川町は4月から今までの危機管理課の防災部門と今度交通安全と防犯が加わり、町民安全課になりました。改めまして町民安全課長の田中です。
平塚青年会議所の理事長を務めている守屋と申します。私も1月からまた理事長が変わりますが、その前年より引き続きお願い致します。
平塚市漁業組合の職員の伏黒と申します。漁業というと港と海のことしかないので、より市民に近い漁業をアピールする活動させて頂いております。
番組審議会の説明並びにコミュニティFMについてお願い致します。
番組審議会というは、放送法に基づいて放送を作る上で公平に適性を図るために義務づけられた機関です。<以下、資料読み上げ>この番組審議会の内容というのを皆様にどのような事を話したのか公表するという義務もあります。ホームページ上に過去のデータも掲載しておりますので、ご覧ください。またこの番組審議会は、議員総数9名で運営をさせて頂きます。続いて、コミュニティ放送についてですが、FM湘南ナパサは第3セクターということで、市民の市民による市民の為の放送を基本理念として設立・開局して現在運営しております。先日も防災訓練に参加いたしましたが、災害時に市民の目線で市民に必要な情報を提供できるよう、いつ何時起こっても対応ができるよう、日頃から放送をし、備えさせていただいている側面もあります。では2項目の所に放送の目的と放送の使命というのがあります。<以下資料読み上げ>日頃より多くの皆様に役に立つ情報と地域性のある情報を通常の番組と時には特別番組等の形でお届けしております。続いて通常の番組についてもご説明をさせて頂きます。大きく分けて局制作とナパサクラブという地域のボランティアで制作しています。<以下タイムテーブルの内容の読み上げ>平日、土日共に朝から地域に密着した情報、例えば地域性の高い交通情報や近くで行われるイベント情報などを生放送する時間帯を設けるなど、より地域性の高い番組をお届けしています。地域の皆様に役立つ放送局である為に、考えながら編成しております。また放送禁止用語も含め市民の皆様の放送局にふさわしい品位を保てるよう気をつけて放送を行っております。
この審議事項で質問などある方いらっしゃいますか?
是非、皆さんと一緒に新しい事ができたらと思っています。JCの皆さんとはプチひらつかのような事業でもご一緒にラジオを活用して頂いております。
番組を聞いているとNPOの話や告知などなさったりしていますが、あれは原稿などあるのでしょうか?録音ものなどで再放送なさっていますが、たまに敬語などが間違ってしまっているのは残念だなと。伊勢原市広報だよりは後ろで笑い声が聞こえたりして、公共の電波で流すのは違うなと感じます。
伊勢原広報だよりは伊勢原市さんと相談の上、あえて役所の窓口で録音させていただいております。制作の意図としましては、ノイズのある所で録音するのも一つ臨場感をあると受け止めているところがあります。また市役所に直接出向くということで、取材という形式とも受け取れる訳です。もちろん録音した者の技量もありますが、気になるというご意見があるようなら、そこは一度改善をしなくてはいけないかなとも思います。
防災インフォメーション多言語放送とありますが、タガログ語とか珍しい言語も放送していますね。なぜこの言語を選ばれているのですか。
平塚市内の外国籍の方トップ5の言葉ということで、英語・タガログ語・スペイン語・ポルトガル語・中国語です。3.11の時に色々な偶然が重なり、外国語の放送をやっていたのですが、停電の情報とかインフォメーションを放送するにあたり、もともとインターナショナルナパサという外国語を話される方々と番組をやっておりまして、実際そういう事態になり、生放送だけはもったいない録音できないかということで、震災の影響がなくなって落ち着いた時に平塚市危機対策課と話をしてやることになりました。
毎週違う内容ですか?
現状、月一回の方針になっております。
では防災のいざという時に備えるための情報といった感じですか?
そうです。
防災の話ですが、まだうちは言語の部分で足りてないと感じました。避難行動要支援者というのが注目されているのですが、そういったものも発信して頂けたらなと思います。また茅ヶ崎警察署などオレオレ詐欺についての発信について放送して頂きたいです。
平時の番組では木曜に平塚POLICEインフォメーション、金曜に茅ヶ崎POLICEインフォメーションをやっております。深夜・夜帯にも再放送をしています。
防災ジングルは、最初聞いていて分からなくて。あと波の音のジングルとか口笛とか、湘南と感じるジングルがあったらいいと思います。
ジングルとは尺合わせといいますが、風景のように聞いて頂けるものだと思っておりまして、気になって度々聞いて頂いて、口ずさんでい頂けたら嬉しいです。
時間となりましたので、これで第1回番組審議会を終了します。


以上

 
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