株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  平成30年2月6日(火)午後2時00分〜3時00分

2.場所
  平塚法人会館 会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

9名
6名
  出席委員 斎藤和子・藤本道成・田中弘文・
今井裕久・伏黒哲司・ 伊勢田珠代
  欠席委員 中村幸子・倉内智史・関口雄一
  放送事業者側
出席者名
取締役局長 鈴木弘之
プロデューサー 塩田知子・中野浩太

4.議題
(1) 防災に対する取り組みについて
〜災害対応プラン作成について

5.議事の概要
  議長に今井裕久を満場一致で選出。今井進行の下、審議会を行った。

6.審議内容
(1) 防災に対する取り組みについて〜災害対応プラン作成について
今日は3月11日も近いので、FM湘南ナパサいざという時の災害対策について、お話をさせて頂きます。毎年10局位、新しいコミュニティ放送局が立ち上がっています。町田にもFM局が立ち上がったということです。FM湘南ナパサ歴史は長いのですが、まだまだ未熟者の集まりです。今日はその辺も踏まえて、今後の事業展開も含め話し合っていきたいと思います。行政の公的な部分からのご意見や薬剤師会・漁業協同組合など民間からのご意見なども伺いたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。
防災に対する取り組み〜災害対応プラン作成〜について、お願い致します。
今年度、毎回、前回の番組審議会で皆様から頂いたご意見に対してや、また私達が必要ではないかと考えた事柄において、この番組審議会にてご報告をさせて頂いております。前回はパーソナリティの技量向上についての取り組みについてお話しさせて頂きました。今回は、私達地元の放送局として防災について、どのように考え、どのように取り組めば良いのか、改めて見直していくことが必要なのではないのかという観点に立ちました。ここに書いてあるメンバーで改めて防災について考え、まとめてみました。お配りしたこの災害対応プランですが、これあくまでも公式の文書としてナパサで発表させて頂くものではなく、私達の日頃の意識向上の一環で行ったことという観点でお聞き頂けたらと思います。資料を作成したのは、新人の中野です。今日はこの中野の話を中心に、このプランについて進めさせて頂きます。
中野浩太です。1年前はまだ大学生で4月からナパサで働かせて頂いております。こういう会議の場でプレゼンさせて頂くのは初めてです。お配りした資料を基に発表を始めさせて頂きます。(以下資料を基に説明を行った。)
いざ災害が起こった時に、ナパサを聞いて頂く為、78.3MHzに合わせて頂く為の努力を日頃から怠ってはいけないという点、もう1つ、大地震など大きな災害の時だけではなく、日頃から冷静な対応をしていく、日頃から行政と連携をとっていく、ということが必要なのではないか。例えば、去年ですと台風の時、今どういう状況なのか、行政に連絡を取り、情報を頂きました。この間も4年ぶりの大雪が降り、交通機関が乱れるなどいつもと違う状況が起きていました。日常で起こり得る状況でも、行政と連携を取り、リスナー・市民の皆様に正確な情報をお伝えしていく努力も必要だと思っています。日頃からここにご出席頂いている行政の皆様、各団体の皆様とも常に連携が取れている状態であることで、いざという時に慌てることなく対応していくことができるのではないかと考えます。私達は日頃からパーソナリティの技量向上も含め、聞いて楽しいナパサを作っていく努力をしていくこと、行政の皆様、地域の皆様と連携をとっていくこと、そして地域の皆様に愛される局になっていくこと。最終的にこれらがいざという時に役に立つ放送局として、存在価値が上がっていくことなのではないのかと思っております。
では、今の災害対応プランでご意見などありますか?この前の大雪の時はそれに伴うインフォメーションはあったのですか?
この前の大雪の時は、道路も規制があったり、交通機関も乱れていたりしましたので、いつもの交通情報の時間とは別の時にも情報を入れさせて頂きました。また、雪が降るという情報は前からはいっておりましたので、注意勧告という面でもアナウンスはさせて頂いておりました。
寒川町にはFM局はないのですが、周辺のFM局と協定を結ばせて頂いて、いざという時に備えさせて頂いております。今まで年に1回協定を結ばせて頂いている皆さんで全体の会議を行っておりましたが、それだけではお近づきになれないということで、グループに分けまして会議を開こうとなりまして、全体会議とは別にグループ会議を行いました。この前、行わせて頂きまして、メディアの関係グループで海老名のカオンさん、藤沢のレディオ湘南さん、それとJ-COMさん、そしてナパサさんという協定業者の皆さんに集まって頂いて、連絡調整を確認させて頂きました。その中で、出てきた話で、寒川行政発信をあまりしてくれないというのがありまして、災害対策本部が立ち上がった時点では情報発信を行っているのですが、今回からは、災害対策会議が行われた時は、開催されたお知らせと、今後どのようにしていくかなどの情報もお知らせしていく形で始めましたので、今回の雪の時も、倉見地区で着雪によって800世帯停電したということでどういう情報を発信させて頂きました。これからも広域で災害に取り組んでいくということで、連携を取らせて頂くことが大事かと思います。
是非今後も、情報を提供して頂き、皆様に有益な情報をお伝えしていきたいと思いますので、お力添えの程宜しくお願い致します。
宜しくお願い致します。
近隣のFM局とは連携というのは取っているのですか?
神奈川FMネットワークというのがありまして、FM横浜と県内のコミュニティ放送が入っていまして、今後災害情報をどのように上げていくのかというのを考えています。この団体には神奈川新聞さんも入っていますので、彼らが持っている情報もこちらに送って頂き、ラジオで使って良いという方針になっています。
宜しいですか?ではこのプラン頑張って進めてください。では次に番組審議委員のご紹介とFM湘南ナパサとの共同事業について、お願いします。
今期の番組審議会から審議委員とナパサとの関わりについてご紹介させて頂いております。今日は、今井さんに平塚中郡薬剤師会とナパサの関係についてお話し頂きたいと思います。
ナパサと薬剤師会は7年前の2011年、震災の前後からです。1つは薬と健康すこやかフェアというイベントを開催していました。今はベルマーレワンダーランドの時にナパサさんのブースで薬の相談や健康チェックなどのイベントやっています。これは、その前は、総合公園で平塚市が健康フェアというのをやっていたのですが、それがなくなり、我々薬剤師会も市民向けに何かできないかという時に、ナパサさんがベルマーレワンダーランドでブースを出すということで一緒にやらせて頂くことになりました。年に1回開催させて頂いております。2月18日にまちかど広場で開催します。あと、過去に2年間程、薬剤師会が番組提供しておりました。平成23年1年間はしっかり作ってやっていたのですが、皆さん疲れてしまい、2年目はその再放送という事で放送しておりました。これは月水金の週に3回15分の番組という形で薬剤師5人が薬と健康について話していました。その時々に薬と健康について分り易いように薬剤師が話をしたという形です。聞いている方々から反響はあったのですが、先程もお話ししましたが、やっている人が疲れていまい、ネタがないよということで、番組が終了しました。今後も何かチャンスがあったら、薬剤師会としてナパサさんと連携して番組ができたらと思っています。個人的には、いつもナパサの番組は聞いていますので、何らかの形で協力はしていきたいと思っています。以上です。
いつもお店にお伺いするとナパサを流して頂いていて、本当に有り難いと思っております。また情報をご一緒に流せたらいいなと思います。
ではその他ございますか?何か提供する情報などあればお願いします。
3月11日14時から寒川総合体育館で防災講演会を行います。講師は、元自衛隊の方で3・11の時にも救助活動なさった方で、その時の体験談、液状化など実験するということで、是非寒川総合体育館にお越しください。
今年もひらつな祭が3月11日に平塚の中心商店街で開催されます。FM湘南ナパサも放送を含めて行います。是非ご参加頂けたらと思います。
では時間となりましたので、次回日程をお願いします。
次回は3月27日火曜日の開催で調整したいと思います。


以上

 
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