株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  令和元年7月26日(金)午後2時00分〜3時00分

2.場所
  平塚法人会館 2F会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

12名
4名
  出席委員 常盤健嗣・今井裕久・石井基貴・板垣達也
  欠席委員 数田俊樹・越水崇史・伊勢田珠代・徳江貞昭・
斉藤和子・伏黒哲司・五十嵐優子・中村幸子
  放送事業者側
出席者名
取締役放送局長 松下雄太郎
営業 中野浩太・石川恵美

4.議題
(1) FM湘南ナパサの認知度向上プラン

5.議事の概要
  コミュニティ放送の概要、番組審議会について等を放送局長より説明を行い、続いて、7月8日(月)から7月25日(木)平日午前9時から約10分間実施した電話レポートについて、その取り組みと狙いについて説明し、問題点及び解決策については、実際の音源を聴いて頂き、審議委員の皆様にご意見を頂いた。

6.審議内容
今回は第1回ということで昨年同様コミュニティ放送の概要、番組審議会についてのご説明からさせて頂きます。審議事項として7月に実施して参りました朝のレポート活動についてのご報告をさせて頂きます。
(番組新議員の方の自己紹介・挨拶)
それではコミュニティ放送の概要、資料を参照して頂きながら、補足事項を局長の松下よりご説明させて頂きます。
今までは年に1回くらい番組審議会に参加していましたが局長になり、これからは第1回から6回まで基本的に参加することになりそうです。特段問題点の解決に至らないというのが一番大問題になっているので、ここで上がってきた問題を少しでも解決していきけるようにしていきます。より実践的な向きにしてやって行きたいと思っておりますので一年間よろしくお願い致します。
続きましてコミュニティ放送、番組審議会について、という項目に移らせて頂きます。配布の資料を参照しながら局長の松下よりご説明させて頂きます。
昨年度も同じなのですが第1回目の番組審議会では「番組審議会」というのは何かということと「コミュニティ放送」というのはこういう放送局ですというのを説明させて頂きます。90年代前半に電波法の規制が変わったことによって県域波と言われる県の単位に2局ずつある放送局よりも、細かいものにしようということで、市町村区の行政区でもFM放送が必要ではないかという話になり始まったのがコミュニティFMです。2019年7月26日現在全国に328局あります。市区町村の単位でいうと4分の1位のところには必ず1つあるということです。神奈川県がこれまた多くて12局あります。コミュニティ放送局がある一番の使命というのが「災害時の情報伝達」にあるのは広く災害が起こる度にフォーカスが当たるので皆さんご存知だと思いますが、平塚にあるFM湘南ナパサもこれに漏れることなくやっていきたいというところです。FM湘南ナパサは今年25周年になるのですが、今のところ幸い大きな災害に見舞われたことはない為、さすがに25年もやっていると存在意義が分からなくなってしまう、ということで一番困っているところが、この平和な時にどんな放送を出していくかというところが常に悩みながら進んでいるところです。地域に関わる何か色々なことをやって行かなければいけないとなると自分達の地域にあるから地域のことを発信しよう、皆に関わって貰おうと思っても、それは別の話だったりするじゃないですか。自分達が街の為に行っていることが、中々レスポンスという形の結果で出てこないというというのは、労力に対しての等倍のレスポンスなんか戻ってきたら大変なことになりますよね。そのような地域の為にやっていかなければならないというジレンマは観光協会とかも、同じところを抱えていると思いますので、今後活発なご意見を頂ければなと思っています。この辺りがコミュニティFMの現状と課題になっています。
続きまして本日の議題であります「朝レポート」について、私中野と石川よりご報告させて頂きます。昨年度の審議会内ではナパサ局内で放送が完結しているという問題点が挙げられました。これまで週末のイベントを中心に現地から電話を繋ぎ様子をレポート行ってきましたが、今回は外に出て地域の方とコミュニケーションを取るという方法として審議会内でご意見を頂きました「生放送の時間帯に地域の方にお話を伺う電話レポート」を期間中、毎日実施致しました。地域の方との繋がりを持ち、外に出て、放送や活動を行う事でナパサの認知度をより向上させることが目的です。FM湘南ナパサとは、どういった放送局なのか、何をしているのかを知って貰い、普段ラジオを聞かない方も放送に興味を持って頂きたいと考えています。内容としては、スタジオからのお題で「〇〇な人」を時間内に平塚市内で探します。レポート担当はナパサ制作・営業スタッフです。スタッフはナパサと分かるTシャツを着用します。電話レポートで話を聞く「1対1」のやり取りではなく、周りの方にもナパサのスタッフが今何をやっているのか伝え、楽しみながら巻き込み、参加して頂きます。それでは実際に放送致しました音源を聴いて頂きます。
(朝レポート番組内音源を番組審議委員の皆様に聴いて頂きながら、いつどんな状況で行ったレポートなのか、天気や街の方の様子はどうか等、説明を行った。)
MNプラザの四季の広場から行った通常のレポートや、電車遅延で通勤中だった中野さんが駅のホームから行ったレポート等、色々ありましたが、今後ナパサの知名度を向上させていく為、更には放送コンテンツを充実させていく為にはどんなことが必要かご意見等頂ければと思います。
レポートの為に外に出るのではなく、外に出ている人に電話を繋ぐ形だと手間も掛からず放送面のコンテンツも充実するではないでしょうか。実際に毎日お店で放送を流しているのですが、外に出てレポートをしていたという印象がありませんでした。

電話レポートと普段の放送に違いがあまりなく、聞き流されてしまっていたということですね。

外からの電話レポートを多く行っているという認識を強めるには1日一度だけではなく何度も実施する事が必要だと感じました。
聴いている人の印象に残っていないということは、そもそもその放送の内容のニーズがあまりなかったということだと思うので、そこの部分をもう一度しっかり考えてみては如何でしょうか。

取りあえず朝、商店街のところ走りながらレポートして開店前の常盤さんのところからレポートすればいいんじゃないの。

観光協会もネタを持っているので、そのネタをどうやって生かすか、というところだと思うので、上手く活用して貰えれば良いかと思います。

生放送で電話を繋ぐ理由は臨場感や町の雰囲気を味わえる等の理由、録音の場合は時間にとらわれず物事を紹介出来る等それぞれの特性を考えた上で通常の放送でも臨機応変に使い分けたいと思います。

時間になりましたので以上で第1回の番組審議会を終了させて頂きます。次回開催は9月下旬を予定しております。



以上

 
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