株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  令和元年9月20日(金)午後2時00分〜3時00分

2.場所
  平塚法人会館 2F会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

12名
5名
  出席委員 石井基貴・板垣達也・伏黒哲司・
越水崇史・渡辺武・横尾昭
  欠席委員 数田俊樹・五十嵐優子・中村幸子・
常盤健嗣・今井裕久・徳江貞昭
  放送事業者側
出席者名
取締役専務 鈴木弘之
営業 中野浩太・石川恵美

4.議題
(1) 番組制作における情報収集の方法

5.議事の概要
  番組審議会の中でも最新の情報をリアルタイムで伝えることのできる生放送について、良いものにしていくためのご意見を伺いました。

6.審議内容
令和元年度第二回目の番組審議会を始めていきたいと思います。まずはFM湘南ナパサ専務取締役鈴木よりご挨拶させて頂きます。
県内に幾つかのコミュニティ放送局があるんですけど、きめ細かい情報をできるだけ皆様に早くお届けするのが私達の役割です。その情報をどうやって集めれば良いかというのが課題になっています。インターネットの記事を参考に予想することはできますが、それが正しいかどうか裏を取らないといけないので、いつも疑問を持ちながら情報と接しています。千葉では台風であのような停電が起きていて、まだ復旧されていない状況です。地震だけでなく風水害も含めて地域コミュニティ放送局の役割というものは益々大きくなっていくのではないかと思います。千葉にも放送局が幾つかあり、停電で大変な中ではありますがライフラインの状況等を細かく放送していると聞きています。湘南地域もいつ何が起こるか分からない中、私達も日々頑張っております。本日は前回の番組審議会の議題でもありました情報収集の仕方というところをもう少し細かく見ていきたいと思います。以前は街中にレポーターを派遣していたんですが最近はそういったことも減っています。今はスタジオの中のタブレットを使って市などのホームページの情報を発信するなどで番組を制作しています。これを少しずつ変えていこうと取り組んでいるところです。ご意見宜しくお願い致します。
(本日ご出席いただいている番組審議委員の方をご紹介)
それでは議題に移らせて頂きます。営業の中野より報告事項を致します。
前回の第一回番組審議会の議題にありました「朝の電話レポート についてご報告します。FM湘南ナパサでは午前8時から午前11時30分の間で朝の生放送を行っております。その中で午前9時からの約10分間を朝の電話レポートとして平塚市内の様々な場所からの電話レポートを行いました。これを始めた理由は、どちらかというとスタジオにこもって番組制作するということが続いていて、現地から何かをお届けするというのがイベント時などに限られていました。番組審議会の中でもこの取り組みは良いことだと思うが午前9時からの10分間というところに縛られているのではないか、時間帯や場所を決めてしまっていると面白い話がまだまだあるはずの場所や人と繋がらないのではないかという話を頂きました。その後、局内でもパーソナリティが取材に行く、インタビューをするという「この人はこの役割を行う」という役割分担を行う形ではインタビューの幅も広がっていかないのではないかという話になりました。今私は「営業」という立場で外に出ていますがそういう形でも外部の企業、団体の方とコミュニケーションをとることはできます。その際に「これ番組で紹介してよ」と頂いたチラシを制作に投げるのではなく、そこでどういう話をしたのか、担当の方はどんな方だったか、その日の天気は、会社の周りには何があったのか等、臨場感も含め報告ができれば良いのではないかと思っております。その部分で制作に生かしていければと考えております。またパーソナリティがお店等に伺った際、FM湘南ナパサの話をし、局に持ち帰ってきて貰えれば後日営業が伺うこともできるので「制作」「営業」「パーソナリティ」が窓口となり放送コンテンツを作っていきたいと考えております。現在もパーソナリティの方も個人としてはFM湘南ナパサのスタッフとして取材を行っていますが営業サイドまでその情報が届かなかったり、反対に営業から「ここに取材に行ってほしい」という情報も出せていない状態です。その部分の改善に力を入れていきたいと考えています。ご意見、質問等あればお願い致します。
以前JCOMの番組に出たことがあって、例えば平塚から秦野から伊勢原から茅ヶ崎からみたいな感じで一人ずつピックアップして各地域の情報を発信したい人、みたいな番組があったんですけど、そういった形で各地に名物出演者じゃないけど、この地域ならこの人みたいな方を見つけて「そんな茅ヶ崎の情報知らなかった」とか「平塚にそんな場所あるんだな」とか、きっかけ作りをしたら良いんじゃないかと思います。あと伊勢原はあまりにもナパサが入りにくいので、もう少し電波強くして貰いたい。ちなみにFM湘南ナパサのヘビーユーザーの方はどんな方が多いですか。

平塚市は車で移動される方が多いので通勤や帰宅など車を使うタイミングが多いと思います。あとはOSC湘南シティさんのように店舗内で放送を流していたりしている場所もありますので、そういった場所で耳にしている方もいます。

もう少しターゲットを明確にできるように戦略性を設けた方が良いかと思います。

あとは平塚市観光協会でもラジオを流していただいております。

毎日流しております。

市役所の方は車で移動される際に聞かれることが多いですか。

車で移動する時に聞いてみようと思うのですがテレビがついていることが多いです。

市によって広報のホームページには特徴があるので番組で情報を発信しているパーソナリティとしてホームページはいつもチェックさせて貰っています。ちなみに今日来ている方々のホームページはいい感じです。

この度7月に異動してきたので、これから色々勉強していきます。

ラジオの醍醐味は生放送だと思っていますし、今まではあれもこれも言わなきゃいけないという感じで情報を羅列していたと思うのですが、ラジオはあくまで「きっかけ」でそこから先の調べものは時間をとって頂いてお手持ちのスマートフォンやパソコンなどでして頂ければと考えております。ラジオではそういったホームページに載せるための情報ではなく先程も申し上げたように、担当の方の雰囲気とか職場の様子などホームページに載せるまでもないことだけど聞いている人が「何だろう」と思って貰えそうなことを発信していきたいと考えております。それでは時間になりましたので以上で第二回の番組審議会を終了させて頂きます。
次回は11月下旬の開催を予定しております。



以上

 
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