株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  平成30年12月26日(火)午後2時00分〜3時00分

2.場所
  平塚法人会館 2F会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

11名
6名
  出席委員 五十嵐優子・常盤健司・石井基貴
伏黒哲司・板垣達也・今井裕久
  欠席委員 伊勢田珠代・徳江貞昭・倉内智史
中村幸子・斉藤和子
  放送事業者側
出席者名
取締役放送局長 鈴木弘之
営業 中野浩太

4.議題
(1) 第二回番組審議会の中でご指摘を受けた点について

5.議事の概要
  前回行った第二回番組審議会では、番組審議委員の方々とFM湘南ナパサの接点から、FM湘南ナパサが湘南エリアで必要とされる会社になれているのか、そして、より必要とされるにはということを議論した。その中でご指摘をうけた番組パーソナリティの情報の発信の仕方について再度議論した。

6.審議内容
本日の番組審議会では前回の番組審議会の中でご指摘のありました番組パーソナリティの情報の発信の仕方についてから話していきたいと思います。
前回の番組審議会の中で、ナパサ独自の意見が少なく、単なる情報番組になっているのではないかと感じているとの意見がございました。ナパサにおいては現在パーソナリティが近隣から来ている人が多いからその人自身がどう感じているのかに委ねているところが多いです。年齢によっても感じ方が変わるのでそこでより深みのある意見を貰いたいと考えています。そういった意味では老若男女問わず楽しめる放送になっているのではと考えています。
ただ自分達自身の考察が少ないのは事実です。番組に対しての反応として、良い悪いの前に無反応といった番組があるのも事実です。そういった中で今後スタッフやパーソナリティがどこに気をつけて番組を作っていくかを考えています。その際に気をつけるべき点として何かアドバイスを頂きいと思っているのですが如何でしょうか。
ナパサとしては、パーソナリティの皆さんが「個」で立っていただくためのラジオ局をイメージしているのか、ナパサとしての方針を決めてその上でパーソナリティの方にお話しをして貰いたいのか、どちらでしょうか。

番組にファンがつくことは勿論あると思うのですが、どちらかというとその人だから話を聞いてみよう、またはあの番組の人だよねとなるような番組を作っていきたいと考えています。

ラジオ局としてやってはいけないのは相手に不快な思いをさせる放送、平等でなければならいないということです。選挙の際は特に気を付けています。
なので局としての方針が決められていないのが現状です。
以前はクラブの番組が盛んだった頃は色々やっていましたが、例えば今、朝の時間帯でやっている庄次郎丸の後藤さんとか、今釣り情報番組をやっていますが昔は音楽番組もやっていた。鉄板焼きのおじさんがクラシックの番組やったりしていました。
ここにいる番組審議会議員の方は昔のナパサのイメージが強いのかなというのは前回の番組審議会でも感じたのですが、今現在の放送で不満に思うところがあれば教えて頂けますか。
告知の仕方のところでいうと、例えばナパサのこのタイムテーブルを見ると番組名は分かる、パーソナリティも分かる、でも番組名は分からない。そういうところでいうと知ってもらえないと聞いてもらえないから番組自体の告知も必要かなと思います。
当時は15分番組作るのにも何時間も掛けて、何回も打合せもして、台本も言葉遣いから全部調べてやっていたので時間が掛かっていました。そういういうと今お話しをされているパーソナリティの方は上手だなと思いながら、ケチを付ける所はないと思いながら聞いています。
今の番組制作はパーソナリティだけ若しくは少人数で番組を作れてしまっている所の悪い面が目立っているのではないかと思っています。現在ラジオを聴いていて何か問題だなと感じている点があれば教えて頂きたいです。
少し視点を変えて来年ナパサは25周年、30周年に向けていくつかの改革を行っていきたいと考えています。その中で今回の番組審議会の中でもありましたように番組の立て直しを行っていきたいと考えています。それには会社でもあるので収入がなければ成り立ちません。しかしながらそればかりでも聴いて貰えなくなってしまうとおもいます。この番組審議会のメンバーの中でも平塚青年会議所は来年60周年、60年間あれば必ず変化のタイミングがあると思うのですが、平塚青年会議所のアイデンティティって何だろうという所をすごく重視していると思うのですが、「変化」という所に対してこういうような考えでやっているという所や大変だったことなどを常盤さんにお話して頂ければと思います。
ナパサが何の為にできたのか、市民の為のラジオですよね。それが制作サイドがとか、パーソナリティがこう考えているとか、まず主語が逆だなと思います。ナパサを聴いている人が何でラジオを聴いているのか、違うラジオを聴いている人は何でそれを聴いているのか、そういう調査はしていますか?
していないです。
私達がやってきたのは青年会議所の市民ニーズはどこなのか。何の為にやるのか。青年会議所の場合は戦後復興ですよね。であるならば「地域の未来を」という部分を私達世代がしっかりと持っていなければならないと思っていますし、きっと同じように地域の為のコミュニティ放送局ならば地域の方に目を向けて地域にとってより利があるような放送をやっていって貰った方が良いのではないかと考えております。無駄足にならないようなデータ収集が必要かなと思います。
ありがとうございました。ご参考にさせて頂きます。以上で第三回の番組審議会を終了させていただきます。
 


以上

 
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