株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)番組審議会 議事録

1.日時
  令和2年7月31日(金)午後2時00分〜3時00分

2.場所
  平塚法人会館 2F会議室

3.委員の出席
  委員総数
出席委員数

10名
6名
  出席委員 板垣達也・今井裕久・数田俊樹・
小池隆史・横尾昭・伏黒哲司
  欠席委員 今井啓輔・越水崇史・渡辺武
  放送事業者側
出席者名
局長 松下雄太郎
制作担当長 奥原賢司
営業担当長 中野浩太

4.議題
(1) 新型コロナウイルス感染拡大防止について

5.議事の概要
  新型コロナウイルスの感染拡大防止について、FM湘南ナパサの対策と経過、今後の展望についてご説明し、審議委員の皆様にご意見を頂いた。

6.審議内容
まずは新型コロナウイルス対策のこれまでの経過をお伝えします。緊急事態宣言発出時からスタジオの利用を制限し、災害時と同様の情報発信をしていく体制を構築しました。東日本大震災等の経験を参考にしています。また制限と共に平塚市長や神奈川県知事のコメントも放送致しました。その他にも多言語での放送、ラジオ体操等、前向きな放送も行いました。スタジオ使用を控え、スタジオ外での録音やリモートでの収録等新しい形での番組作りが進みました。緊急事態宣言解除後は徐々に通常放送に戻していましたが7月9日、スタジオ利用者の陽性が確認された為、再びスタジオ利用を制限しました。入室は1日スタッフ1名の最低限の放送を続け、7月23日から一部番組の再開となりました。また8月1日より更に制限を緩和していく予定です。その中でも感染対策をしつつ企画も行ってきました。4月には「バックトゥザ昭和」という特別番組をリモート出演導入で行いました。5月は学校の再開に向けて「せんせいからみんなへ」という先生からの子供達への声を放送しました。こちらも全てスタジオでの収録や直接お会いする事はせず、音源を集約し放送しています。また7月には七夕祭りに関連し、スタジオにステージを設置し放送にてアーティストによる音楽ライブをお届けしました。平塚市長や平塚市内の児童クラブの子供達の声等も放送し、例年行っているイベントを今年は放送に寄せた形で行いました。次に新型コロナウイルス対策についてですが局内での人と人との接触を避けるためスタジオ利用制限の実施、OSC湘南シティサテライトスタジオの利用も休止していました。こちらは来週から再開する予定です。7月からは入退室管理のため検温の実施等も行っています。今後は番組を新しい形に変えていくということが必要になってきます。現在そのための専用パソコンを準備中です。新しい形になっていく番組制作に利用する設備を整える方向で調整しています。また10月からは各番組を見直し、新しく作り直していく事も検討しています。今後も試行錯誤し新しい形を取り入れながらの放送になると思います。災害時の考えを基にしていますので、最低限の配慮をして放送を止めないようにどうやっていくのかという事が重要になってきます。リモートについてもメリットデメリットがあります。今後、何かこういった事を取り入れて欲しい等ご意見がございましたら宜しくお願いします。
陽性者が出た際、保健所からの指導はありましたか。
消毒作業を行いましたが、そこまでの義務はないと言われています。
スタジオの同じ部屋にいた人も濃厚接触にあたらないと保健所から言われましたが、やれる対策はした方が良いと考え、一度ストップしたということです。
先程の話に戻りますが、消毒というのはどのようなものでしたか?業者を入れてとのお話でしたが、何の成分でどういう風に消毒したんですか。
基本的には機械で消毒液を撒くという形です。ビル管理立会いの下行い、臭いが凄かったです。ただの次亜塩素酸水ではなかったようでした。
あと番組ついてなんですが、子供達の声をもっとラジオから出した方が良いのではないでしょうか。例えば、コロナへ立ち向かおうといったコンセプトの番組で子供達の声をまとめて放送するのはどうでしょうか。子供達との関わりはどうですか。
毎年ナパサは職業体験を受け入れていまして、多くの学校の子供達が参加していたのですが今年はそれも全て中止となり、子供達と地域メディアが触れ合う形がなくなってしまいました。積極的に前向きになる番組や子供達の声を取り入れていきたいと思っています。色々と新しく取り組んでいきたい事業等もございますので、次回の番組審議会ではそういった事を実際にやってみて、皆様のご意見を頂戴出来ればと考えています。


以上

 
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