株式会社湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)令和5年度第1回番組審議会議事録

1.日時
 

令和5年 9月21日 木曜日 13:00〜14:00


2.場所
  平塚法人会館 会議室

3.委員の出席
  委員総数
8名
  出席委員数
4名
  出席委員の氏名 大木潔・茂木孝文・後藤唯・山本順三
  欠席委員の氏名 伏黒哲史・水島聡子・北川哲也・宅野順彦
  放送事業者側
専務取締役放送局長 松下雄太郎
制作担当長 奥原賢司
営業担当 小澤 忍

4.議題
(1) コミュニティFMの災害時対応について

5.議事の概要
  初回の審議会ということで、委員の自己紹介と、会の趣旨説明、局の取り組みや事業の紹介をし、意見交換を行いました。

6.審議内容
初めに番組審議会の説明をさせて頂き(内容割愛)、議事はホームページなどで公開、放送で公表させて頂きます。
電波を取り扱っている放送局は免許がないと事業をすることができません。ナパサもその一つとして活動しています。放送法に基づき、放送の内容にご意見を頂ければと思います。また災害時のデマや誤情報などへのご意見も頂ければと思います。コミュニティFMは行政が資本に入っており、番組の審査だけでなく放送局全体的なご意見を今後頂きたい。昨年4月より朝から夕方まで番組としての枠にとらわれない編成をしております。グローバル・メディアで流れているような「面白いもの」ではなく、街に役立つと多くの方が思えるものを発信できれば、しっかりしたニーズが掘り起こせるのではないかと考え、一旦整理したものが現在の編成になっています。今後はもっと沢山の方に関わって頂くようにしていきたい。
第1回の審議会ということで、現在FM湘南ナパサとしての取り組みなどを紹介、説明を致します。来年の7月で30周年を迎えます。地域の活性化を担うことは勿論ですが、災害時の伝達手段としての役割を果たしています。また放送に登場してくる殆どの人は、地域の方で占めています。またスタッフも地域の人員となっております。この他に局制作番組の担当、外部の制作を担当している方も殆どが地域の方達となっています。また、独立したボランティアで番組制作をしている「ナパサクラブ」というものがあります。他社との連携、JCBAへの参画や神奈川FMネットワークとも連携をしています。放送局の防災装備についても、Jアラートを含む、防災無線と連携し、放送を届ける仕組みを設置してあります。それ以外に災害時に電話を使った放送ができる仕組みを設置し、平塚市・茅ヶ崎市と災害協定を結んでいます。先日も、Jアラートの試験放送を、それ以外にもスポットアナウンスの放送や、試験放送などを定期的に行っています。また放送局の二重化もしており、予備送信設備や無停電装置の設置を行っています。災害時にどのように対応をするのかが、事業の大きな柱となっております。審議委員になって頂いた皆様も、これまでのリスナーとしての視点より、一歩放送局に近づいた目線で接して頂ければと思います。これから秋のイベントシーズンに入り、伊勢原観光道灌祭りの放送があります。次回審議会の際にもご意見を伺えればと思います。それでは全体を通しての質疑応答に入りたいと思います。
ラジオは、視聴者数というのは分かるのでしょうか?
調べれば分かりますが、調査に数百万の費用が掛かり、実数を把握するよりも、他にやることがあると思い実施していない。東海大学に市場調査の研究されている方に少し勉強をさせて頂き、色々方法は模索している。JCBA運営のサイマル放送の実数を把握してはいますが、JCBA全体の総数しか分からないので、各局の数を出すと別途費用が掛かるため足踏みしている。ベルマーレの試合の中継時は総数も上がっているので、これは私共の影響ではないかと前向きに考えています。
ナパサのホームページのアクセスカウントはサッカー中継時に上がります。
地域に特化していない番組も幾つかあり、地方で聴いて下さっている方もいると聞いています。例えば「チガケセンプロジェクト、311の時の茅ヶ崎の方が気仙沼の復興支援をしている方がいますが、気仙沼の方には聞いて頂いているようです。
タイムテーブルの空欄のところは、どのような放送をしているのか?
基本的には音楽をお届けしていますが、定時にニュースや交通情報などをお届けしている。今後、音楽の部分を、プレイリストを放送するようなことを考えています。
他局では音楽番組を購入して放送しているコミュニティが殆どだと思いますが、ナパサでは全て100%の制作率で行っていますが、地域のミュージシャンなど音楽のプレイリストを放送するなど互いにメリットになるようなことも今後模索してきたいと思います。
今後は1ヶ月に一度程度の開催となりますのでご協力をお願い致します。


以上

 
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